【ハイクラス転職】”英語できない側”の7ステップ|TikTokで省いた裏話も全部書く

「英語できない側がハイクラス転職できるって、盛ってない?」

よく言われます。が、本当の話で、僕は英語ができないまま外資系3社から内定が出て、前職からハイクラスゾーンまで年収を大幅に上げました。英会話スクールにも通っていないし、MBAも持ってません。

変わったのは「戦う場所」と「準備の濃度」の2つだけです。

今回は、TikTok @advancedtenshoku で何度か触れた話の深掘り版。動画では尺の都合で省いた、エージェント面談の裏側、面接で2回やらかした失敗、給与交渉でエージェントに激怒された話、3社目で初めて17時に退社した夜の感情まで、全部書きます。

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💬 くんちょ: 元ブラック企業の地方大卒営業マン。英語ナシ・職務経歴ふつう・特技なしのスペックで、3社目でハイクラスゾーンまで年収を大幅に上げました。先出しマインドで書いていきます。

こんな人にこの記事が刺さります – 平均的なスペックで「年収アップ転職」を考えている人 – 「学歴・英語ナシで自分には無理」と決めつけている人 – 面接や給与交渉の現場のリアルが知りたい人 – TikTok @advancedtenshoku を見て、動画の続きを読みたい人

目次

1. 【結論】年収アップは「強み磨き」より「戦う場所選び」で決まる

先に結論から書きます。

年収アップ転職で重要なのは、自分を変えることではなく、自分のスペックがハマる場所を選ぶことです。

多くの人は「英語をつけよう」「資格を取ろう」「コミュ力を磨こう」と考えます。間違いではないけど、年単位で時間がかかる上に、磨いたスキルがそのまま市場価値に直結するとは限りません。

もっと早くて確実なのは、いま手元にある自分のスペックを、それが通用する戦場に持ち込むこと。

たとえば英語が苦手な人は、英語ネイティブと毎日交渉する商社では負けます。でも「日本の顧客を相手にする外資系の日本法人営業」では、英語ができないことはほぼ不問。同じスペックでも、戦場を変えるだけで「使えない」が「十分」になります。

ここがTikTok動画では1分で終わるところなので、もう少し踏み込みます。

僕がブラック企業を辞めた30歳の時のスペックです。

  • 地方私立大学卒
  • 営業経験7年(うち2年がブラック企業)
  • 担当業界:法人IT
  • 直近年収:平均レンジ

客観的に「中の下」。強みらしい強みは、ひとつもありません。

でもこのスペックで、3社の外資系日本支社から内定が出て、最終的にハイクラスゾーンのポジションに着地しました。スキルは1年で大きく変わりません。変わったのは「戦場の選び方」と「準備の濃度」だけです。

強み磨きと戦う場所選びの分岐イメージ

2. ステップ①〜③:市場価値を「他人評価」で測る方法

戦う場所を選ぶには、まず自分の現在地を知る必要があります。

多くの転職本は「自己分析しましょう」と書きますが、自己分析は思い込みだらけになります。本当に必要なのは「市場価値の他人評価」を集めること。

ここから書くのは、TikTokでは絶対に尺が足りなくて触れなかった、エージェント面談の現場で起きたことです。

ステップ①:直近の数字を全部メモする

現年収・職種・経験年数・主な実績(数字で書ける成果)。この4つをA4用紙1枚に書き出します。

僕の場合は「30歳・営業・経験7年・直近2年は予算達成率100%超」。実績は派手じゃなくていい。「達成した」「改善した」「継続した」レベルで十分です。

ステップ②:自分のスキルを「需要のある言語」に翻訳する

ここが一番抜けがちです。自分の業務を、求人票に出てくる単語で書き直す。

  • ❌「ルート営業をやってきた」
  • ⭕「既存顧客に対する継続契約とアップセルを担当」

後者のほうが求人票検索のヒット率も、エージェントの理解度も格段に上がります。同じ仕事の説明でも、業界用語で書くだけで扱いが変わる。これは情報そのものより「言語の選び方」の問題です。

ステップ③:3社のエージェントで答え合わせする

自己評価を信じすぎないために、最低3社の転職エージェントと面談します。同じ経歴を見せて「この経歴の市場相場は?」と聞くと、3社の回答は必ずズレます。そのズレ幅が、自分の市場価値レンジです。

僕の場合、ある社からは「ここまでなら見える」と言われ、別の社からは「もっと上のポジションも紹介できる」と言われました。エージェント間で想定レンジに大きな差。

ここが裏話です。3社のうち2社は、やや低めに言ってきたんです。理由は単純で、低い年収で内定が出たほうが、エージェント側のサクセスフィー回収が早いから。一方、最も強気の金額を出してきたエージェントは「これくらいの実力なら本当はもっといけます。一緒に高い方を狙いましょう」と言ってくれました。

どこを使ったか?最も強気の評価をくれたエージェントを軸にしました。残りの2社は情報源として残し、応募経路を分けました。エージェントは1社に絞らない。3社並走で、市場の声を立体的に拾う。これが市場価値の正しい測り方です。

3. ステップ④〜⑤:求人を「狙い撃ち」する2つの軸

自分の市場価値が見えたら、次は応募する求人を絞り込みます。

ありがちな失敗は「気になった求人に手当たり次第に応募する」こと。これをやると、書類選考で落ち続けて精神を削られます。通る求人を見極める2つの軸を書きます。

ステップ④:業界 × 職種のマトリクスで「自分が戦える場所」を見つける

縦軸に業界(IT、メーカー、商社、金融、ヘルスケア…)、横軸に職種(営業、企画、マーケ、CS、バックオフィス…)を取ったマトリクスを書いてみてください。マスは数十個になります。

その中で、自分の経験がそのまま使えるマスは何個ありますか?多くの人は「同業同職種」しか見ていない。でも本当はもっと広い。

たとえば「メーカー営業」の経験は、こんな場所で評価されます。

  • IT業界の法人営業(製品が変わるだけ)
  • 商社のメーカー担当(取引相手が同じ)
  • 医療機器の営業(顧客との関係構築スキル)
  • SaaSのカスタマーサクセス(既存顧客深耕)

応募対象が「ゼロ」から「3〜5個の候補」になります。これだけで戦略が変わる。

業界×職種マトリクスのイメージ

ステップ⑤:「英語が補助」「学歴は応募要件のみ」のポジションに絞る

ここが年収を上げる最大の急所で、TikTokの動画では言いきれない部分です。

同じ業界でも、ポジションによって求められるスキルセットは大きく違います。例として、外資系IT企業で同じ求人サイトに並んでいる2つのポジション。

  • グローバルマーケ部門:英語必須・MBA級要件あり・高年収帯
  • 日本法人セールス(既存顧客担当):英語は週1回程度のメール対応・ハイクラス帯

後者のような「英語は補助、メイン業務は日本語」のポジションは、外資にも内資のハイクラス企業にもたくさんあります。

「英語ができない自分には外資なんて無理」と決めつけると、これらの求人はすべて視界の外です。視界の外にあるものは、どれだけ募集していても応募できない

自分のスペックで通る場所をリスト化したら、応募は3〜5社に絞る。数を打つより、合うところを集中して攻めるほうが、結果的に内定率は3〜5倍に跳ね上がります。

4. ステップ⑥〜⑦:面接と給与交渉の現場(やらかし2連発を全公開)

面接対策と給与交渉について、TikTokでは何度か触れていますが、動画ではほぼ結論しか言えていません。ここでは、僕がやらかした2つの失敗体験まで全部書きます。たぶんあなたも同じことをやりかけるので、先に見ておいてください。

ステップ⑥:弱みは「過去→改善→今」の3段で語る

面接で「弱み」を聞かれたとき、隠す・ごまかす・取って付けたような長所に変換する、これらは全部マイナスです。面接官は経験上、それを見抜きます。

強い候補者は「弱み」を「過去→改善→現在」の3段ストーリーで語ります。僕がやった答え方の実例です。

「英語は得意ではありません。スコアも平均より下で、5年以上目立った伸びはしていません。ただ、英語力に頼らず日本のお客様で成果を出すことに集中してきた結果、3年連続で予算達成しています。今後も英語が必要になる業務があれば学びますが、得意領域は引き続き日本市場の深耕だと自覚しています」

ポイントは3つです。

  • ① 過去の事実は隠さない(苦手なことを堂々と言う)
  • ② 補うために何をしてきたか(日本市場で結果を出す)
  • ③ 今の自分はどう機能しているか(自己認識がある)

この構造で話すと、面接官は「弱みを認識して、自分のリソースで対処できる人」と評価します。

余談ですが、こういう話し方が自然にできるようになったのは10社目くらいから。最初の3〜4社は何を言っているかわからなくなって、終わった後に車の中で天井を見上げてました。面接は慣れます。1社目で受からなくて当たり前です。

面接シーン:弱みを誠実に開示する

ステップ⑦:給与交渉は「自分で言わない」のがプロの結論

採用側には予算レンジがあります。たとえば募集レンジに上限と下限があるポジションなら、最初に応募者が下限の金額で答えれば、上限は永久に消えます。逆に上限を即答してしまえば、予算の都合で見送られるリスクが上がる。

エージェント経由なら、給与交渉はエージェントに完全に任せるのが正解です。理由は3つ。

  • ① キャップ効果:自分で安く言うと、その金額が天井になる
  • ② 複利の差分:入社時の差はその後のベース昇給・ボーナスにも効く
  • ③ 予算オーバー落選:高く言いすぎると即終了、エージェントなら相場を調整できる

ここで、自分でやってしまった失敗談を2つ出します。

最終面接で「ちょっと多めに」言ったら、当落の連絡すら来なくなった 1回目の転職活動の時です。最終面接で「希望年収はいくらですか?」と聞かれて、エージェントが事前に話していた金額より少し上を答えました。 結果:その後、合否の連絡すらありませんでした。エージェントに問い合わせても「先方からなしのつぶてです」と。あとから推測すると、予算上限を超えていたんだと思います。
「希望年収を面接官に絶対言うな」と念を押されていたのに、つい口を滑らせて電話で激怒された 別の会社の面接時。エージェントから「希望年収は絶対に言うな、俺がそこはやるから」と念を押されていたのに、面接の流れで聞かれて、軽く答えてしまいました。 面接後、エージェントから電話が来ました。「何で言ったんですか。あれだけ言うなって言ったじゃないですか」と本気で詰められました。受話器を持ったまま、自宅の床に正座してました。

どっちのケースも、自分で動こうとして失敗しています。

給与交渉はエージェントの仕事です。素人が動いて取れる金額は、プロが動いて取る金額より、ほぼ全ケースで下回ります。自分が伝えるべきは「現年収」と「希望のレンジ(◯◯万〜◯◯万)」だけ。具体額はエージェントに丸投げ。これが最適解です。

5. 【まとめ】年収アップは「自分を変える」より「場所を変える」

前職からハイクラスゾーンに上がるまでに、僕のスキルはほとんど変わっていません。英語スコアは10年更新していないし、MBAも英会話スクールも通っていない。

変えたのは2つだけ。戦う場所準備の濃度です。

自分のスペックを変えるには年単位かかる。でも、戦う場所を変える決断と、3社のエージェント面談、5社の絞り込み応募、面接の準備は、3ヶ月でできます。

3社目で初めて17時に退社した夜のことを覚えています。会社を出てまだ明るい時間で、駅まで歩く帰り道で泣きました。ブラック時代は終電帰宅が普通で、「まだ明るい時間に家に帰る」が、もはや過去の遠い記憶だったから。

「これがハイクラス転職か」と、自分に言い聞かせるように歩きました。給料が増えたことより、人生の時間が戻ってきたことのほうが、本当の年収アップだと思います。


最初の一歩は、いまの自分の経歴を1枚にまとめて、3社のエージェントに送ること。それが「市場価値の答え合わせ」のスタートです。

平凡なスペックでも、戦略次第で年収は確実に上がります。僕がそうだったように、誰にでも再現できる手順です。

このサイトでは、TikTokで尺の都合で省いた裏話を、これからも先出しマインドで書いていきます。次の記事では「面接で落ちる人の特徴」を、現場のリアルとセットで深掘り予定です。

💬 くんちょ: 動画で省いた話、ブックマークしてくれた人だけに届けます。続きはまた次回の記事で。

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