履歴書の趣味欄に「写真・カメラ」と書いて大丈夫です。撮るものと、自分なりの楽しみ方を添えましょう。
たとえば「散歩中の風景を撮り、季節ごとにアルバムにしています」。高価な機材や受賞歴がなくても、取り組み方は伝わります。
まずは、風景・家族・街歩きの例文3選を紹介します。後半では、履歴書の証明写真と資格欄も整えていきます。
1. 履歴書の趣味に写真・カメラを書く例文3選
写真といっても、撮るものや楽しみ方は人それぞれです。自分に近い例を選び、実際の経験に置き換えてください。
1.1 風景写真を楽しんでいる場合
例文: 趣味は風景写真です。休日に公園で草花を撮り、光の向きを変えて撮り比べています。
撮影回数を無理に数字にする必要はありません。撮るときに工夫していることを、一つ添えれば十分です。
1.2 家族やペットの写真を撮る場合
例文: 趣味は家族の写真撮影です。自然な表情を残すのが好きで、撮った写真をアルバムにまとめています。
家族構成まで細かく説明する必要はありません。撮影後の整理や見返す楽しさも、話題になります。
1.3 スマホで街歩きの写真を撮る場合
例文: 趣味は街歩きと写真撮影です。スマートフォンで建物や看板を撮り、構図を工夫しています。
スマホで撮る趣味も、写真撮影と書けます。機材の値段を気にするより、何が好きなのかを伝えましょう。
読者の疑問:カメラ初心者でも、趣味と書いていいですか?
始めたばかりでも、そのまま趣味として伝えて大丈夫です。詳しいふりをせず、最近撮って楽しかったものを思い出しましょう。
ここからは、同じ「写真」でも用途が違う証明写真を確認します。
2. 履歴書写真の3大NGと整え方
趣味の写真は、人柄を伝える話題です。履歴書に貼る証明写真は、本人を確認しやすいものを選びます。
2.1 暗い・ぶれている・顔がゆがんでいる
顔に強い影がある写真や、ピントの合わない写真は避けます。自撮りでは、近距離で顔がゆがんで写ることもあります。
正面から顔を確認できる、明るい写真を選びましょう。背景も、人物以外が目立たない状態に整えます。
2.2 服装や背景が応募先の指定と合わない
服装や撮影方法に指定があれば、そちらを優先します。指定がなければ、スーツなど整った服装が無難です。
「私服可」の指定まで無視して、全員同じ服装にする必要はありません。応募要項を確認してから撮影すると、やり直しを防げます。
2.3 古い写真で、今の見た目と違っている
写真は、今の自分に近いものを使いましょう。応募先が撮影時期を指定していれば、その期限を守ります。
dodaの証明写真ガイドでは、3カ月以内の撮影を案内しています。紙の履歴書の一般的なサイズは、縦4cm・横3cmです。
2.4 写真館・証明写真機・スマホから選ぶ
| 撮影方法 | 向いている場面 | 確認すること |
|---|---|---|
| 写真館 | 表情や姿勢も相談したい | 料金、予約、データの受け取り方法 |
| 証明写真機 | 短時間で用意したい | サイズ、撮影日時、画像データの有無 |
| スマホ・デジカメ | 自分で明るさや背景を整えられる | 顔のゆがみ、影、画質、提出条件 |
撮影費用と所要時間は、店舗やプランで変わります。写真館の利用だけで、選考通過を保証できるわけではありません。
下の図の補足: 自撮り自体が一律に禁止されているわけではありません。図の料金・所要時間も、すべての店舗に当てはまる数字ではありません。
写真を用意したら、書類全体の伝わり方も見ていきます。

3. 写真を整えたら、職務経歴書とのつながりも確認
写真を撮り直すと、見た目の印象は変わります。ただし、応募先や職務経験との相性も選考に関わります。
私が採用面接官として伝えたいのは、書類全体で話が通ることです。写真だけに頼らず、経歴や応募理由も読み直しましょう。
このページの旧版には「通過率が1.5倍」という記載がありました。裏付けとなる応募記録を確認できないため、数値の主張を取り下げます。
職務経歴書の見直しには、受かる職務経歴書の書き方も使えます。写真の印象と、経歴の具体性をセットで整えてください。
次は、資格の名前と取得年月を確認します。
4. 資格欄は応募条件と仕事との関連性で選ぶ
資格欄は、持っている資格や免許を正確に伝える欄です。まず、求人に必須資格の指定があるかを確認しましょう。
4.1 難易度だけで「書く・書かない」を決めない
「簿記2級未満はマイナス」など、一律の線引きはできません。資格をどう評価するかは、職種や応募条件で変わります。
AT限定の運転免許や、業務に使うパソコン資格も同じです。取得している事実と、仕事で使える範囲を正確に伝えます。
多すぎて欄に収まらないときは、応募職種との関連を見て選びます。必須資格を落とさないよう、求人票と照合してください。
4.2 正式名称と取得年月をそろえる
資格名は、証明書や運営団体の案内で確認します。西暦と和暦は、学歴・職歴欄とそろえましょう。
ハローワークの応募書類ガイドは、取得順・正式名称での記載を案内しています。応募先に別の記入指定があれば、それに合わせます。
4.3 勉強中と取得済みは区別する
勉強中の資格を、取得済みのように書いてはいけません。業務に関連するなら「取得に向けて勉強中」と補足できます。
受験予定が決まっていれば、予定年月も添えます。決まっていない日付や、合格予定を作らないようにしましょう。
4.4 資格がなければ「特になし」と記入する
資格がないことを隠すために、欄を埋める必要はありません。dodaの資格欄ガイドも「特になし」とする書き方を案内しています。
そのうえで、職務経歴書には実際にできる仕事を書きます。資格の数と、仕事の経験は分けて伝えましょう。
下の図の訂正: 「700点/2級以上」は、一律の記入条件ではありません。図で「書かない方がいい」とされた資格も、応募条件に合わせて判断してください。
資格欄が整ったら、趣味欄の言葉をもう少し具体的にします。

5. 写真・カメラの趣味欄は「撮るもの+楽しみ方」
趣味欄には、詳しそうな言葉を並べなくて大丈夫です。何を撮り、どこを楽しんでいるかを、自分の言葉で書きます。
5.1 短い欄なら、撮るものを一つ添える
短い記入例: 写真撮影(散歩中の草花や街並みを撮ること)
欄が小さいのに、長い自己PRを詰め込む必要はありません。文字を小さくする前に、伝えたい内容を一つに絞りましょう。
5.2 続けた期間や工夫は、事実だけを書く
「毎週撮影」「何年継続」などは、実際に続けている場合に使います。数字がなければ、好きな被写体や撮影後の楽しみを添えます。
「季節の変化を見つけるのが好き」も、十分に具体的です。仕事に役立つ話へ、無理につなげる必要はありません。
趣味を詳しく書く考え方は、dodaの趣味・特技欄ガイドでも紹介されています。ここでの例文は、このページ独自の記入例です。
5.3 写真撮影を「特技」と書くなら、できることも添える
趣味なら、楽しんでいる内容を書きます。特技として伝えるなら、人から頼まれてできることを添えると具体的です。
たとえば、実際の経験があれば「社内行事の撮影を担当」と書けます。機材を持っていることだけで、撮影業務ができるとは言い切らないでください。
5.4 例文をそのまま借りず、自分の経験に直す
編集ソフトやカメラの名前は、自分が使っているものだけ書きます。作品の評価や受賞歴も、事実を確認してから記載します。
履歴書の表現に迷うときは、職務経歴書で避けたい表現も参考になります。書類全体で、事実と評価を混ぜない意識が役立ちます。
書けた内容を、次は声に出して説明してみましょう。
6. 趣味欄を面接でどう活用するか
趣味について聞かれるかどうかは、面接によって違います。質問されたときに、書いた内容を自然に説明できれば十分です。
6.1 最近の一枚から話す
「何を撮りますか」と聞かれたら、最近の撮影を一つ挙げます。撮った場所や、気に入っている点を短く伝えましょう。
回答例: 先週、公園で花を撮りました。逆光で花びらが透ける様子が面白く、角度を変えて撮り比べました。
これは回答の型を示す例です。自分が実際に撮った場面に置き換えてください。
6.2 仕事との接点は、あるときだけ添える
撮影や画像整理が仕事に役立った経験があれば、短く補足します。接点がなければ、趣味として話して構いません。
読者の疑問:趣味の写真を、面接で見せたほうがいいですか?
求められていなければ、いきなり見せる必要はありません。作品の提示を求められた場合に、提出方法を確認しましょう。
6.3 書類と受け答えを一致させる
詳しくない話題を、得意そうに書くと答えに困ります。面接で落ちる人の受け答えも確認し、無理なく話せる範囲に整えましょう。
下の図の補足: 読書や映画鑑賞そのものがNGではありません。図の「ハーフマラソンでサブ4」という例も使わず、実際の距離と記録を伝えてください。
最後に、よく迷う点をまとめて確認します。

7. 履歴書の写真・資格・趣味のよくある質問
7.1 趣味欄に「写真」だけでも書けますか?
書けますが、余白があれば撮るものを添えると伝わります。「写真撮影(風景)」のような短い補足でも構いません。
7.2 証明写真はスマホやデジカメで撮れますか?
応募先の指定がなければ、撮影方法だけで一律に決まりません。正面の顔、明るさ、背景、画質、指定サイズを確認してください。
7.3 「特技」と「資格」はどう違いますか?
特技は、自分が得意としていることです。資格は、試験や認定などで得た資格名・取得状況を記載します。
写真が好きなら趣味欄へ。仕事で撮影を担当した経験は、特技や職務経歴書で具体的に伝えられます。
7.4 趣味や資格がないと、不採用になりますか?
それだけで一律に不採用とはいえません。ただし、求人に必須資格がある場合は、応募条件の確認が必要です。
趣味を作り上げるより、日頃楽しんでいることを探しましょう。書類の中心は、仕事の経験や応募理由です。
提出前に、次のチェックを一度通してみてください。
8. 履歴書3欄の最終チェックリスト
- 写真は応募先の指定に合い、今の本人を確認できるか
- 資格名・取得年月・取得状況に間違いがないか
- 必須資格と、求人の仕事内容を確認したか
- 趣味の例文を、自分の実際の経験に置き換えたか
- 写真・カメラについて、最近の出来事を一つ話せるか
- 職務経歴書と、数字や資格の表記がそろっているか
気になる箇所があれば、その欄だけ直せば大丈夫です。全部を立派なエピソードに仕上げる必要はありません。
最後に、今日直す一文を決めましょう。
9. まとめ:趣味の写真は、自分の楽しみ方を一文添える
履歴書の趣味欄に、写真やカメラを書いて大丈夫です。撮るもの+楽しみ方を添えると、取り組み方が伝わります。
証明写真は提出条件に合わせ、資格欄は事実を正確に書きます。機材の値段や資格の数で、自分を大きく見せる必要はありません。
まずは「写真撮影」の後ろに、自分らしい一文を足してみてください。書類全体を整えるなら、応募書類のカスタマイズ方法も確認できます。

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